ドイツのモーゼルにケステン村というところがあります。
そこではブドウ畑が広がり、その多くがワインを生産してしていますが、そのブドウ畑の一角にパウリンスベルクのリースリング畑があります。
このブドウ畑を1年間限定ですが、オーナー権を貸し出して、その年に収穫されたブドウをワインに醸造してこのオーナーのもとに贈るという企画があります。
畑の年間オーナー権を借り受けたオーナーは、現地の生産者からブドウの様子や天候、収穫の日付まで定期的に報告を頂き、自分の畑からとれたブドウがどんなワインになるのか楽しみに待つことになります。
居酒屋ほんまやでは2012年度の生産分にオーナーとなって以来、毎年お世話になっております。本数があまりないので、大っぴらに宣伝していません。しかしお客様の中には毎年6月ごろ、このワインが届くの楽しみに予約されている方もいるという、隠れた名企画だなあと思っています。
今年も、15年度のブドウの様子がハガキで届きましたので、以下に掲載しておきます。