TIPO”00″小麦粉の仕分け作業

こんにちは!仕込担当の平岡です。

ピッツァ生地用のサッコ・ロッソ TIPO”00”小麦粉がイタリアより届きました~!

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これから開封後の吸湿防止と防虫のため、ビニール袋に小分けしてシルード密封していきます。25kg袋を開けてみましょう!

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いいお粉です(^o^) では、仕分の小道具を紹介しましょう!

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さて、なぜ軽量カップが2個あるかと言いますと、作業効率UPのための小道具です。ビニール袋を片手で持ってお粉を入れていくのは大変で、一度に沢山入れられないのですが、3Lの軽量カップにビニール袋を入れ固定すると、2Lの計量カップで袋にサクサク入れていけます。最後にデジタルはかりの数値を見ながらスプーンで微調整します。

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袋詰めが終わったらシールド作業ですが、今回より新しい業務用のシールド機が入りました~(^o^)

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以前の家庭用シールド機では、両手でシールド上部を数秒押さえつけてシールドする必要があり、この時に袋からお粉がこぼれてしまわない様に、マスターの本を借用してシールド機の高さを調整してシールド作業してました。

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また、以前のシールド機は冷却時間待ちの必要があり、連続作業ができずシールドに時間が係りましたが、新しい業務用シールド機では片手で作業ができ、袋を手で押さえてセットできるのでお粉がこぼれる事もなく、また冷却待ちなく連続使用可能なのでサクサク作業ができました~(^o^)

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レバーを下し赤いランプが消えたら(3秒)完了です。

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家庭用シールド機でも価格の高いものでは、業務用シールド機の価格とあまり変わらない(家庭用シールド機より少し高いくらい)と思いますので、頻繁に使われる方は業務用を検討してみるのも良いかもです。

小麦粉の仕分け作業についてはここまでです。次回は生地作りについて紹介致します。「ほんまや」では常に最適な状態でピッツァの生地作りをしておりますので、ぜひぜひ「ほんまや」のピッツァでナポリを楽しんで下さい!!

最後に、ご家庭での小麦粉の保存方法についてお話します。

小麦粉は湿気に敏感です。保存するときは、涼しい、乾燥した場所を選んでください。そこで開封した小麦粉は、湿気防止のため密閉できるタッパーなどに袋のまま入れて直射日光の当たらない涼しい場所(冷暗所)で保存してください。タッパーなどに入れておけば問題ないかとは思いますが、もし心配なようでしたらタッパーの中に少し小さめのタッパーを入れて、その間に乾燥剤を入れておきます。小さめのタッパーの中に小麦粉を袋のまま入れて、しっかりとふたをして保存して下さい。あるいは、小麦粉をジップ付き袋に入れて、空気を抜いて封をし、さらにタッパーに入れる方法も良いでしょう。

夏の暑い時期にどうしても虫など気になるとゆう方は、冷蔵保存すると良いでしょう。但し、冷蔵庫での保管は、結露による固まりやカビの発生、冷蔵庫内のにおいが移ってしまうことがありますので要注意です。きっちり密封して冷蔵庫に入れて下さい。(小麦粉は、ニオイを吸着しやすい性質をもっているので、ニオイの強いものの近くで保存しないように注意して下さい)

賞味期限は、薄力粉・中力粉が約1年、強力粉は約6カ月が目安ですが、上手に保存することが大切です。ただ小麦粉をいつ開けたのか?分からなくなることもありますので、開封したらマジックなどで開封日を記入したり、ラベルを貼るなどするのが良いでしょう(^o^)

では、また~!平岡でした。